中国の携帯番号を永年維持できる便利なSim


最近漢方の話題などで盛り上がる機会があり、久々に上海のことを思い出していた。

そのうち「そろそろ仕入れしたいなー」とか「そういえば中国の銀行口座ってどうなっているんだっけ?」と気になり始めたので支付宝(アリペイ)や中国銀行のネットバンクにログインしてみた。

※支付宝はPayPalのようなもので、支付宝にお金をチャージしておいて、買い物サイトでの決済時に支付宝を使って支払いするサービスである。

まず支付宝はログインできたがチャージするための手段を失っていた。以前登録していた携帯番号はプリペイド料金が無くなって消滅したため、携帯に届く確認パスワードが入力できなくなった為だ。銀行のネットバンクもしばらく放置していたのでトークンの有効期限が過ぎてしまっていたり、携帯番号が消滅してしまったりしたことで資金移動などの操作が出来なくなっていた。

けれどもネットで残高確認の確認はできるし、口座には十分な預金をしていたので年間の口座維持費(20元位)を払うことが出来ていたので口座自体は生きていている。カードでお金を引き出すことも出来る。(セブン銀行などで元預金を円で引き出すことができちゃったりするのです)

こんなことをやっているうちに「やっぱり中国の携帯番号がないと不便だなー」と思うようになるのだが、維持するのはやっぱり大変だ。中国の携帯電話は電話会社(中国移動か中国聯合)のSimを買って、プリペイド式のように先払いで電話料金をチャージする方式が一般的だ。プリペイド式だが月額の基本料金も少しだけ徴収される(20元程度)

ひと月では微々たる金額でも、何年も放置すると残金が徐々になくなって、その結果じぶんの番号が消滅することになってしまう。しかし、色々調べているうちに今回紹介する「中国通:中国携帯電話USIM」を見つけ、現在は月額基本料金0円の中国携帯番号をゲットすることができた。

このSimのすごいところは月額料金が0円であることと、国際通話(ローミング)に必要な手続きが済ませてあるので、Simフリー対応端末に差し込むだけですぐに使用できることである。どういう事かと言うと、たとえば中国の携帯Simは輸入で安く手に入れたとしてもそのまま日本で使用することが出来ない。使用するには中国国内で国際通話の手続きを電話会社で済ませないと日本で使うことが出来ないのだ。しかも国際ローミングの使用にはデジポットが必要であったり、身分証確認が必要だったりとかなり手続きが大変なのである。このことからも、このSimは日本にいながらにして中国の携帯番号で通話が出来る非常にありがたいアイテムだった。

 

2016年6月16日 追記

この中で紹介した中国通のsimですが、調査したところ現在は販売中止になっているようで、代替のsimは契約仕様が変わって月額料金がかかるようになったようです。

次回は端末の設定をご紹介